AsteraAppを使用してライトのエフェクトを流す方法 ~ターゲット編~
AsteraAppを使ってライトを光らせたい!
さらに、Titan Tubeを複数本使って、流れるようなエフェクトを作ってみたい!
そんな方に向けて、今回はAsteraAppの「ターゲット」機能について、基本的な使い方を解説します。
① AsteraAppでエフェクトを流す基本の流れ
AsteraAppで複数のライトにエフェクトを設定する場合、大まかな流れは以下のとおりです。
①・②の「AsteraApp ⇔ BTB ⇔ ライト」の接続方法については、該当のガイドをご覧ください。
※本記事では、AsteraAppとライトのペアリングが完了している状態から説明します。
② ターゲットページとは?
AsteraAppでは、まず「どのライトを操作するのか」をターゲットとして指定します。
ターゲットページは、画面上の照準アイコンをタップして開くことができます。

このページでは、接続されているライトをまとめて操作したり、複数のライトをグループ化したり、特定のライトだけを個別に操作したりすることができます。
初期状態では「All Lights」が選択されています。

「All Lights」を選択すると、AsteraAppに接続されているライトをすべて同時に操作できます。
「All Lights」以外にも、用途に応じてターゲットを作成することができます。
画面上部にある「+」アイコンをタップすると、ターゲットの種類を選択できます。

| ターゲット | 特徴 |
|---|---|
| Sync Set | 選択した複数台のライトを同時に動作させる |
| Flow Set | 選択した複数台のライトに順番にエフェクトを流す |
| Individual Lights | 特定の1台だけを個別に操作する |
例えば、以下のように使い分けると分かりやすいです。
- 複数のTitan Tubeをすべて同じ動きで光らせたい → Sync Set
- Titan Tubeを1本ずつ順番に光らせたい → Flow Set
- 特定のライト1台だけを操作したい → Individual Lights
③ Sync Set
「このライトたちは同じ動きをさせたい!」というときに
Sync Setは、選択した複数台のライトを同じ設定・同じタイミングで動作させたいときに便利な機能です。
例えば、Titan Tubeを5本並べて、5本すべてを同じ色・同じエフェクトで動かしたい場合などに使用します。
ターゲット追加画面から「Sync Set」を選択します。

「≡+」アイコンをタップします。

現在接続されているライトが一覧で表示されます。
ここから、同じ動作をさせたいライトを選択します。

表示されているライトがどのライトかわからない場合は、右側の💡アイコンをタップしてください。 タップすると、選択したライトが反応します。
うずまきアイコンをタップすると、選択したライトが同じグループとして正常に動作するか確認できます。
動作を確認したら、必要に応じて名前を付けます。 「Titan 5本」「ステージ上手側」など、後から見ても分かりやすい名前にしておくと便利です。
設定が終わったら、戻るボタンを押して保存します。

作成したターゲットは、ターゲットページ上にタイルとして表示されます。
ライトの配置は手動で設定できますが、「Auto Place」を使用すれば自動で配置することもできます。

④ Flow Set
「ライトを順番に光らせたい!」というときに
Flow Setは、複数のライトを順番に動作させるときに使用します。
例えば、Titan Tubeを横一列に並べて、左から右へ順番に光が流れていくようなエフェクトを作りたい場合に便利です。
「1本目 → 2本目 → 3本目 → 4本目……」というような演出をしたい場合は、Flow Setを使ってみましょう。
ターゲット追加画面から「Flow Set」を選択します。

2つの選択肢が表示されますが、上の項目を選択してください。

ここから、エフェクトを流す順番を記録していきます。
1番目にエフェクトを流したいライトを選択してください。
複数のライトを選択することもできます。
選択したら「OK」を押して次へ進みます。

これで、1番目にエフェクトを流すライトの記録ができました。
2番目に流すライトを記録する場合は、右矢印を押して次へ進みます。

この画面でライトの「Enter」を押すと、アプリ上のリストに追加されます。
Sync Setと同じ手順で、ターゲットタイルを配置します。
⑤ Individual Lights
「このライトだけ個別に設定したい!」というときに
Individual Lightsは、特定のライト1台だけに色やエフェクトを設定したい場合に使用します。
例えば、「あっちのTitan Tubeと、こっちのQuikBeamだけ個別に設定したい!」というような場合に便利です。
ターゲット追加画面から「Individual Lights」を選択します。

接続されているライトの一覧から、操作したいライトを選択します。

選択したライトがターゲットとして登録されます。
こちらもAuto Placeを使用して、自動で配置することができます。

このように、「Left」「Right」などと名前を付けておくと便利です。
この設定を行うことで、左右で別々の色を設定したり、それぞれに異なるエフェクトを設定したりすることができます。

⑥ ターゲットを使い分けよう
AsteraAppでは、ライトを一斉に光らせるだけでなく、ターゲットを使い分けることで、さまざまなライティング演出を作ることができます。
| やりたいこと | 使用するターゲット |
|---|---|
| 接続しているライトをすべて同じように動かす | All Lights |
| 複数のライトを同じ動きで動かす | Sync Set |
| 複数のライトに順番にエフェクトを流す | Flow Set |
| 特定のライト1台だけを操作する | Individual Lights |
まずは「どのライトを操作したいのか」をターゲットで決め、その後に色やエフェクトを設定する、と覚えておくと分かりやすいでしょう。
特にTitan Tubeなどを複数本使用する場合、Sync SetとFlow Setを使い分けることで、さまざまな演出を作ることができます。
⑦ ターゲットできるライトの台数について
AsteraAppで同時に操作できるライトの台数には、使用する機器や接続方法などによって条件があります。
対応台数については、使用しているAstera製品・BTB機器・接続方式などをご確認ください。
※対応台数は、使用する機器やアプリのバージョンによって異なる場合があります。
ターゲット設定を覚えると、AsteraAppでのライト操作がぐっと便利になります!
「全部同じように光らせる」のか、「順番に光らせる」のか、「1台だけ操作する」のか。 この3つを使い分けるだけでも、複数のライトを使ったライティング演出の幅が大きく広がります。
次回は、今回作成したターゲットに実際にエフェクトを設定し、複数のライトに「流れる光」を作る方法をご紹介します。